がんになった あなた と わたしへ

がんを経験したわたしの記憶 そしてこれから。

がんになってはじめて気がついたこと

がんになるまでは、

「わたしは、がんにはならない」
と思っていました。

その根拠は

家族にがんになった人いない。
という
たったそれだけ。

がんの診断後
問診票で「親族にがんになった人はいますか」と聞かれて
考えてみる。

えーっと
わたしが生まれる前に死んだおじいちゃんと、
生前一度も会ったことがなかった叔父さん

………。

そこまで書いてみて、はじめて気づきました。

会ったことがないから遠縁のような気がしてたけど、
おじいちゃんと叔父さんって、
血縁的には、わたしとめっっちゃ近くない!?


なぜこんなことに気がつかなかったんだ…
と思ってはみましたが、

もし、もっと前に気がついていたところで、
大して何もしなかったに違いない。

はたまた
気がつかないふりをして
生きていたのかもしれないな!

とくに、乳がんや子宮がんは
親族にいなければ大丈夫かなと思っていました。