がんになった あなた と わたしへ

がんを経験したわたしの記憶 そしてこれから。

自分のがんを 子どもに伝える 反応編 

右胸  乳がん

HER2 陽性

ステージ 2A

 

術前化学療法が始まる

1週間ほど前に、

小4の息子と小2の娘に

 

がんのこと

治療のこと

これから、何が変わって

何が変わらないのかを

 

画像を混じえて

話しました。

 

小4息子の反応は

がんって死ぬ病気なんでしょう!? 学校の図書室でがんの本読んだことあるよ!

 

まさかお母さんが、がんになるなんて、思いもしなかった

 

この髪がなくなっちゃうの...(とわたしの髪をなでる)

 

がんって、うつる?

 

小4ともなると、

それなりに、がんの知識、情報があるんだなーと思う一方で、

 

がん=死って

 

わたしが子どもの頃から

子どもが持つがんのイメージって変わらないんだ!

(少なくともうちの場合は)

 

こんなに医学は進歩してるのに・・・

と少し衝撃でもありました。

 

一方、

小2の娘はというと、

 

「がん?????  がんってなーに?」

 

娘はがんって言葉も聞いたこともないんだ!

と、それはそれでびっくりしました 笑

 

少々、頭でっかちの息子が

「がんってね、細胞が自分勝手にあばれだす病気なんだよ!」

と説明すると、

 

「サイボーってなに???」

ますます、頭の中はハテナがいっぱいのようでした。

 

病気のことや手術のことは

あまりよく分からなかった娘が一番不安そうだったのは

 

お母さんが入院する

ということ。

 

入院するのは

6ヶ月もあとのこと。

 

でも

娘にとっては

何日先、何ヶ月先のことであっても

 

一大事に変わりはないんですね。

 

術前化学療法を続けている間も、

娘はときどき

「お母さん、健康診断なんて受けなきゃよかったのに。そしたら入院しなくて済むのに」

えー!!!

子どもの発想って衝撃的。

 

健康診断で見つけてもらってなかったら

お母さん今ごろ

ますます入院してますがな。

 

と、つっこまずにはいられませんでした。

 

やわらかいテイストの絵本ながら、闘病の様子はけっこうリアルな描写。