がんになった あなた と わたしへ

がんを経験したわたしの記憶 そしてこれから。

『経営コンサルタントでワーキングマザーの私がガンにかかったら』を読みました

 

経営コンサルタントでワーキングマザーの私がガンにかかったら 
仕事と人生にプラスになる闘病記』
 山添真喜子 著 東洋経済新報社

 

著者 山添 真喜子さんは、1974年東京生まれ。
シンクタンクコンサルタントとして、そして2人の女の子の母として多忙な日々を送っていた中、
2018年急性リンパ性白血病で入院。
9ヶ月にわたる抗がん剤治療とその後の維持療法を経て病気を克服。
(巻末プロフィールより抜粋)

 

ビジネス戦略のように闘病期をロジカルにとらえる

視点が面白い本でした。

 

本の中に出てきた言葉


「アーリースモールサクセス」

左の脳にできた膿瘍が原因で、右手が麻痺した著者は、
「小さな目標=アーリースモールサクセス」を達成していくことで
リハビリのモチベーションを維持し継続していくことができたといいます。

右手でスプーンを使う→右手で眉を描く→お箸を使う→文字をボールペンでかけるようになる、など。
小さな目標を立ててひとつずつクリアしていく。


私の場合

抗がん剤の副作用がきつすぎる時期、

この副作用をあと3サイクル…とか考え出すと気が狂いそうだったので

 「とりあえずこの1サイクルだけはがんばろう

と毎回思っていたことを思い出しました。