がんになった あなた と わたしへ

がんを経験したわたしの記憶 そしてこれから。

内臓よ ありがとう

お題「わたしの癒やし」

毎晩、布団の上で夜ヨガをしてから寝ています。

夜ヨガを始めたころは、「今日は疲れたからやめとこうかな」など理由をつけて、やったり やらなかったりでしたが、

あれ?ヨガをして寝た次の朝は体が軽くないかい?

体がほぐれて頭も空っぽになってふにゃふにゃになっていく時間。

寝落ちしていくことがほとんどですが、ときどき最後のシャバーサナ(ぼんやり瞑想)までなんとか起きていることも。

ある夜のシャバーサナ。
おなかに手を置いたまま考えました。

ここに大腸があるんだなあ。
このへんは小腸かな。
腎臓はこのあたりかな。
肝臓って、すい臓って
いったいどこだろう。

持ち主の私がどこにあるのかも分からないのに、この内臓たちは24時間はたらいて
わたしの命を支えてくれてるんだな...。

当たり前のことなのに
今まで考えもしなかった。

「大切なことは自分のすぐ近くにある」と言いますが、
ほんとにすぐ近く、それどころか自分の中にあったんだなあ。


そんなことを考えてお腹をなでなでしていたら、あったかくなってポテッと寝ました。

ありがとう、わたしの内臓たち。